血管の障害が原因になるものと脳の萎縮によって起こるものがある。
血管性認知症
脳梗塞が起きて、血流が止まってしまうと、その部分の脳神経細胞が死んでしまいます。このような血管障害が原因で起こる認知症を『血管性認知』といいます。発症のきっかけとなる脳梗塞は、動脈硬化、高血圧、糖尿病など全身的な病気が原因になっています
アルツハイマー型認知症
脳の神経細胞が徐々に消失し、脳全体が萎縮するために起きる認知症です。全身的な健康状態とは関係なく、脳の神経細胞自体の変化による病気です。
その他の認知症
神経疾患(パーキンソン病、小脳の病気など)に伴って起こるもの、甲状腺機能低下症などの内分泌の病気、腎臓や肝臓の病気などに伴って起こるもの、薬物の使用に伴って認知の症状が現れるものなどがあります。
認知症のサイン物忘れや無気力感、抑うつ的な症状が初期サイン!
認知症の予防
- バランスの良い食事を摂る.
- 適度に運動をする。
- 夜更かしと煙草を止め、規則正しい生活をおくる。
- 生活習慣病(高血圧、肥満等)の予防、早期発見、治療をする。
- 転倒に気をつける。(頭の打撲は、ぼけを招く)
- 興味と好奇心をもつ。
- 考えをまとめて表現する習慣をつける。
- 細やかな気配りをした、よい付き合いをする。
- いつも若々しく、お洒落をする心を忘れない。
- クヨクヨしないで、明るい気分で生活を送る。